薬について
- 「食前」「食間」「食後」とは?
- 「食前」とは、食事の20~30分前のことです。
例:食事により吸収など影響が出やすい薬など
「食間」とは、食事と食事の間のことで、食後約2時間後が目安です。
例:空腹の状態の方が吸収の良い薬や、胃の粘膜を保護する薬など
「食後」とは、食事が終わって30分以内のことです。
例:食事と一緒である方が吸収が良くなる薬や、空腹時に飲むと胃に負担がかかりやすい薬など
- 粉薬が苦手なのですが、どうしたらいいでしょうか?
- 医師に相談すれば、別の形状のお薬に変更できる場合もあります。または、オブラートに入れたりゼリーを用いて飲みやすくなる方法もあります。お気軽にご相談ください。
- 子どもに粉薬を飲ませるコツはありますか?
- ジュースやアイス・ゼリーに混ぜると飲みやすくなります。
抗生物質の一部の薬など、混ぜると苦みが増すものもあります。お気軽にご相談ください。
- 錠剤は噛んでも大丈夫ですか?
- 一部の薬は、噛んで服用すると、効果が効きすぎる薬があります。ご相談ください。
- 薬を飲んだ後、吐いてしまったらどうしたらいいですか?
- 薬を飲んで直後の場合・・・少量であれば飲みなおしは必要ありません。ほとんど出た場合は、もう一度服用お願いいたします。
薬を飲んで60分以上経っている場合・・・吸収が始まっているので飲みなおしは必要ありません。
- 塗り薬の効果的な塗り方は?
- お薬の種類によって、適切な使い方は変わってきます。薬剤師にご相談ください。
- 処方薬と市販薬やサプリメントは一緒に飲んでも大丈夫ですか?
- 市販薬、サプリメントの中には、処方されているお薬と飲み合わせが悪く効果を発揮できない薬もあります。お気軽にご相談ください。
- ジェネリック医薬品とは?またメリットは何ですか?
- ジェネリック医薬品とは、長い年月と莫大な費用をかけて開発された新薬の特許期間が切れた後、その新薬と同じ有効成分を使って作られ厚生労働省に認可された医薬品のことです。新薬と同じ効能効果でコストを抑えることができるので低価格で服薬することができます。
- 余った薬をまた服用してもいいですか?
- お薬には、使用期限があったり、医師がその時々の症状でお薬を選んでいます。時間が経過したお薬は自己判断で服用せずに診察を受けましょう。
処方せんについて
- 処方せんをもらった日の翌日に薬を取りに行ってもいいですか?
- 処方せんの有効期限は、発行された日を含めて4日間と定められています。この4日間には、土日祝日も含まれますので、連休の時には事前に医師や薬剤師にご相談ください。
- 処方せんなしで以前出してもらったのと同じ薬を受け取れますか?
- 同じ薬でも医師の診察を受けずに、お薬を処方することはできません。似た症状でも、前回の処方とは違う診察結果になる場合もありますので、必ず医師の診察を受けて新しい処方せんをお持ちください。
- 家族が薬を受け取ることはできますか?
- お薬の説明や、患者さまの体調確認などもありますので、なるべくご本人が受け取るのがいいですが、体調が悪い時などはご家族や代理の方が受け取られても大丈夫です。
- 処方せんがなくても薬局に行ってもいいですか?
- 基本的には、医師の診察を受けた処方が必要です。
お薬手帳について
- お薬手帳とは何ですか?
- お薬手帳は、いつも飲んでいる薬や今までに飲んだお薬の履歴、アレルギー・副作用の有無など、患者さまの情報が記載されている手帳です。薬の重複飲み合わせを防いだりなど、安全にお薬を飲んでいただくために大事なものです、是非お作りすることをおすすめします。災害時や外出先での体調不良などの時にも役立ちますので、持病をお持ちの方は特に持ち歩くことが大切です。
- 他の薬局でもらったお薬手帳を持ってきてもいいですか?
- 他の薬局でもらったお薬手帳をお見せください。情報を見せていただき、飲み合わせなど確認させていただきます。